[DJネルソン、失った財産取り戻す]
90年代終わり頃のアルバム『The Flow』でヒットした"DJネルソンとアルベルト・スタイリー"の曲を覚えていない人はいないだろう。プロデューサーDJネルソンはそのアルバムで5作品を手掛け、100万ドルをも稼いだのだが、ギャンブルにはまってすべて失い、一文無しになってしまったのだ。
カジノでの押さえることのできない嗜癖で、彼本人が言うには、心を入れかえゼロから再出発しなければならなかったのだ。
この経験は、今日また財をなしたレゲトン・プロデューサーの役に立つこととなった。それをレコード・レーベル「Flow Music」に投資し、サントゥルセに「Flow la Diskoteca」を買った。
さらにカロリーナに6室の賃貸用のテナントが入った建物を建築中で、スニーカーとファンション、携帯電話販売の店が入る予定だ。これらはすべて、予定されているヨーロッパでのツアーで賄われるはずだ。
"Flow la Diskoteca"
DJネルソン、33歳。1993年に始まったレゲトン産業のパイオニア一人である。
「Flow la Diskoteca」の値段は、約50万ドルだという。ここを買い取ろうという考えたのは、約一年半の間、土曜夜毎にパーティーを催して来て、こんなに頻繁に使うならいっそ買ってしまおうと判断したからだ。
木曜と土曜は一般に開放され、金曜と日曜にはプライベートなイベントに使われる。入場料は15ドル。女の子は日付が変わるまでは無料だ。
レゲトンがブームと呼ばれるほどになって、"この機会を最大限に生かすため"DJネルソンはヒットを飛ばしつづけている。彼の嗅覚は彼のチームとともにビジネスに生かされている。
"ルーニー・トゥーンズの師匠だった"
ドミニカ人プロデューサーチーム、ルーニー・トゥーンズ(フランシスコ・サルダーニャとビクトル・カブレラによるコンビ)の見せる才能を誇らしげに、DJネルソンは、彼らが彼の会社で腕を磨いたことを強調した。
「彼らは、おれのレーベルFlow Musicから独立して、Mas Flowを作ったんだ」。彼の弟子たちとはまだ友好的な関係を保っている。<Primera hora>
domingo, agosto 07, 2005
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