lunes, junio 20, 2005

レゲトンの歴史(5)

パナマではすでに、ビコCやビッグボーイなど(プエルトリコのラッパーが)、よく知られており、国境を越えた活躍をしていた。しかしながら、島の中で、これほど大規模なアンダーグラウンドなムーブメントが爆発していたことを誰も知らなかった。1996年頃が、パナマのレゲエでナンド・ブームが活躍する最後の時期で、アルド・ランクス、エル・レネガード、トニー・ブルなど優れたアーティストがパナマスタイルでキャリアを残している。さらに、ディッキー・ランキンやデンジャー・マンなど新たなタレントも現れている。1992年から93年にかけて、プエルトリコでパナマのレゲエが流行ったように、プエルトリコ人が彼らの音楽をパナマへ持ち込んだのがこの頃だった。

最初にパナマでかかった歌は、ファロの"EL Prom Prom"や、DJネルソンが"The Noise #5"でリミックスした「セックスが好きな女の子のために」、それに、マイソル&マヌエルとアルベルト・スタイリーの"Mueve tu cuerpo"だった。曲はこれまで慣れ親しんだスタイルとまったく違って新しいものだったので、パナマのレゲエのリスナーに衝撃を与えた。しかし決定的にパナマでプエルトリコのレゲエが認知されたのは、ベイビー・ラスタ&グリンゴ、イービー・クイーンがフロントに立った"The Noise Live"だった。

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